道路工事完成図作成に関する認知度
しばらく記事の投稿が空いてしまいました。
今日は昨年度末(H19.3月)電子納品支援させていただいた現場について書かせていただきます。
昨年8月に発表された「道路工事完成図等作成要領」に関する正しい認知度がまだまだ不足しているようです。
今回北海道開発局室蘭開発建設部発注の国道舗装工事に於いて、通常の電子納品成果物作成に関し私の方で支援させていただきました。
竣工検査後現場代理人の方から連絡をいただき、今回の現場は道路工事完成図作成の対象現場とのこと。
現場代理人にお聞きしたところ完成図はコンサルに外注して作成してもらうとのことでした。
先日コンサルから完成図が届いたとの事でその後の処理について教えて欲しいと電話がありました。
現場代理人の方からコンサルから届いた成果品を送ってもらい私の方で内容物を確認させていただきました。
送られてきたのは完成平面図と出来形しゅん工平面図です。
道路施設基本データ、いわゆるMICHIデータがありません。
早速現場代理人にその辺の事を確認してみました。
でも回答は私の想像外のものでした。
今回の道路工事完成図作成に関してはその基準の名称による勘違いも生じている可能性があります。
参照基準は「道路工事完成図等作成要領」です。
完成図のみを作成提出するための基準と判断されている方も多いのです。
この点については発注者側のご認識もあるように思います。
さてその後どのような対応となったのでしょうか。
この続きは次回お伝えしたいと思います。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
認知度は、かなり低いですね。(発注者側の・・)
次回があるみたいなので、「道路工事完成図」については書きません。
MICHIについて・・・。
年度末工事のMICHIデータが確認され戻ってきたのが2ケ月後、修正点があり、再度修正して審査へ・・・。
未だ、年度末の工事書類を引きずっています・・。
(まぁ、雪に埋まっている構造物の写真が、雪の無い見やすい写真に変わって、良くなりましたが・・・)
投稿: nikumaru | 2007年5月13日 (日) 09時49分
■nikumaruさん
発注者が発表している基準・要領(案)の解釈と履行が、当該工事の発注者毎に対応が違うのは本当に困ったものです。
今回、ご依頼いただいた現場代理人さんも転勤で違う地域で新しい工事を担当されているのでその後の対応がなおさら大変になっています。
今までの慣習でMICHIデータはいつも工事完了後かなりの時間が経過後完了するという事態が続いています。
その一つには審査機関の対応にもかなり問題があります。
その辺の話は次回編で。
投稿: 仕事マン | 2007年5月13日 (日) 12時07分
Don't you know that it is the best time to get the home loans, which will make your dreams come true.
投稿: HughesWANDA | 2012年6月25日 (月) 11時35分