情報化施工(トータルステーション)
「情報化施工」という言葉を最近良く耳にするようになってきました。
平成21年3月31日、国土交通省CALS/EC推進本部決定の「国土交通省CALS/ECアクションプログラム2008」の策定にも重要な目標の一つとして掲載されています。
ある意味「CALS/ECアクションプログラム2008」の目玉と言って良いかも知れません。
「CALS/ECアクションプログラム2008」はこれまでのCALS/EC アクションプログラムの成果を踏まえ、工事生産性の向上(コスト削減、スピードアップ化)、維持管理の効率化、透明性の確保を図る観点から、次の6つの重点分野において、ICT技術を活用した建設生産システム(社会資本監理システム)を構築するとなっています。
6つの重点分野及び目標は以下の通りです。
目標-① 入札契約書類の完全電子化による手続きの効率化
入札契約書類の完全電子化による手続きの効率化により一連の調達がすべてインターネット上で可能となる。
目標-② 受発注者間のコミュニケーションの円滑化
情報共有システムの利活用により、発注者・受注者間のコミュニケーションの円滑化を図る。
目標-③ 調査・計画・設計・施工・管理を通じて利用可能な電子データの利活用
・ 必要な書類については完全電子納品化を行うとともに、これらの流通が図れるようなシステムの構築を図る。
・ 建設生産システムの全フェーズ共通して利活用が図れるような電子データシステムの構築を図る。
目標-④ 情報化施工の普及推進による工事の品質向上
情報化施工による施工中のデータの有効活用を行い、工事の一層の品質向上とコスト縮減を可能とする。
目標-⑤ 電子納品化に対応した品質検査技術の開発
紙と電子の二重納品を排除するための現地検査方法の開発や書類検査の省力化を図る。
目標-⑥ CALS/EC の普及
各種研修や資格制度の活用等を通じCALS/EC の普及を促進させて、直轄のCALS/EC リテラシー向上、自治体のCALS/EC 普及率向上を図る。
情報化施工に関しては目標-④に明示されています。
このAP2008では、平成20 年度(2008 年度)から平成22 年度(2010 年度)までの3 年間を対象に具体的な実施計画を示しています。
この情報化施工を円滑に実行実現できるよう、社団法人日本建設機械化協会では情報化施工に関する座学と実際のフィールド実験を行う研修制度を実施しています。
今回私も北海道横断自動車道釧路線におけるCALS支援をさせていただく中で、この情報化施工現場も直に見せていただき、その内容を記録保存させていただきます。
本来北海道横断自動車道釧路線は旧日本道路公団(現NEXCO東日本)の整備区間だったのですが、新直轄方式に整備計画が変更され、国及び沿線自治体が建設費を負担し完成することになりました。
したがって本別ICの一部はNEXCO東日本の発注となっていますが、本別IC以遠(釧路方面)の工事は北海道開発局発注となっています。
※写真は現在の本別IC出口付近
今月下旬発注者も参加しているWG(ワーキンググループ)の現地見学が現場にて開催されます。
昨日、この現場代理人の方から当日の計画について話を聞いてきました。
今回の情報化施工は
「トータルステーションマンマシンコントロール技術を導入したモーターグレーダーでの下層路盤の敷均し作業」
です。
今後舗装工事分野ではその導入が促進され工事の効率化が最も図られる作業内容ではと思っています。
今回の「情報化施工」に関する結果については私が担当させていただく来年開催予定のCPDS認定講座にて詳細をお話しできればと思っています。
興味のある方は来年是非講座へ足をお運び下さい。
なお、講座日程は近くなりましたら建設110番HPにてご案内させていただきます。
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