職業訓練センター廃止
本日の北海道新聞一面に衝撃的な話題が報じられていました。
全国に83ヶ所、北海道に4ヶ所存在する地域職業訓練センターが2010年末に廃止される事が決定されました。
私も6年程前から建設CALS/ECに関し、現場技術者向けの訓練講座の講師を担当させていただいています。
北海道には中空知、北見、釧路、苫小牧の4ヶ所に存在しますが、私がお世話になっている中空知地域職業訓練センターでは、国土交通省が建設CALS/ECを推進し電子納品業務が本格し始める段階に率先して現場技術者のスキルアップに努めてきており、その結果空知地区は全道でも有数の電子納品スキル先進地になったと私は思っています。
しかしその一方補助金で実施できる講座は時間面や内容に制約も多く、本当の意味で受講生のニーズに呼応できていなかった点も否めません。
ここは前向きに捉え、真に受講される方のスキルアアップと就活に役立つ新たな職業訓練体系が必要と考えます。
そして技術を身につけるだけでなく同時に地域が現在於かれている現状を知っていただく講座も必要と私は考えています。
いずれにしてもこうした職業訓練センターの運営おいて、民間経営の企業感覚を感じていただく時代に入っているものと思います。
地域経済の疲弊は想像を絶するものがあります。
観光庁が推進する「VIST JAPAN」構想にある通り、地方にある自然資産や歴史的遺産をを今一度見直し、それらを活用する牽引役的地域リーダー養成に地域職業訓練センターは必要不可欠だと私は思っています。
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