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2010年4月 1日 (木)

3次元CAD活用法講座

新年度になりました。

私ども建設110番グループでも新しい講座企画等がスタートする年でもあります。

建設110番では「電子納品関連講座」「土木CAD」に関した講座において公益法人が運営する職業訓練センター等で講師を担当させていただいています。

最近の傾向として、電子納品関連講座に於いてはかなり現場技術者の習熟度が向上しているため、受講される方も減少傾向にありますが、一部地域の中小建設業者では今年度より北海道建設部発注工事において、その金額にかかわらず全件電子納品の対象となるため、それに関連した講座依頼が増えております。


さて今年度の土木CAD講座は昨年度と少々違った変化が見られます。

昨年度実施を予定していた「3次元CAD活用法講座」には残念ながら受講申込みが少なくそのほとんどが開催中止となっていました。

しかし新年度は全く違います。

募集開始と同時にほぼ定員に達する人気です。
主催される職業訓練センターとしても嬉しい悲鳴をあげています。

これはおそらく一昨年から北海道開発局を中心として導入が進んでいる情報化施工による影響が少なからずあるのではと考えられます。

講座で使用を予定しているCADはこちらです。

中空知地域職業訓練センター研修担当者のお話によると1社から20名近い現場技術者受講申込もあるとの事。


ついこの間まで建築分野の話だと傍観していたのですが「BIM(ビルディングインフォメーションモデル)」の発想が土木の世界へも急接近してきた感があります。

いずれにしても大変な時代になった事だけは確かです。


受講される現場技術者の方が大変なのも良く理解できますが、講座で使用するパソコンも3DCADに対応したハイスペックマシンに入れ替えないと今後の講座も難しくなってきます。

対応する職業訓練センターもそういう意味では大変な時代に突入した事になります。


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※写真は昨年の電子納品講座の様子です。

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