2009年12月27日 (日)

最新電子納品講座+「今、建設業に求められるもの」

先日、社団法人留萌地域人材開発センター主催の「最新電子納品講座」の講師を担当させていただきました。


留萌地域にいらっしゃる現場技術者の方は、電子納品に対するスキルが大変高いので改めて電子納品についてお教えする点も少ないのですが、他地域に於いて電子納品成果物の内容不的確による修正要求により現場代理人に電子成果物が戻される事例が発生しています。

今回の講座では、そのような事例を発生させないために最新の基準・要領(案)や手引き(案)について説明させていただきました。


また、最近Exif情報が欠落した写真を見かける場合があります。

これらの多くは現場代理人が直接撮影したものではなく、外注先から納品された中に含まれている場合が多いように思います。

これらを防止するため、新規入場者教育等の中で現場写真撮影時の注意事項についてもお話させていただきました。



また、今回の講座最後に

「今、建設業に求められるもの」

と題して、今までの現場施工期間中(工期内)の地域貢献や社会性ではなく、地場建設業として広く地域の活性化を含めた継続的地域貢献についてどのような意識を持って望まなければならないのか、という点についてもお話させていただきました。

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成功の秘訣は「熱意と行動力」です。



建設業にとって来年は大変厳しい年になりそうです。

だからこそ大いなる意識改革と真の意味での人材育成が必要になってきます。


年明けも私が担当させていただく講座が何ヶ所かの人材開発センターで予定されています。

そちらの講座の中でも、建設業生き残り術としての地域活性化についてお話させていただく予定でいます。

講座予定はこちらの建設110番HPでご確認下さい。

お近くの方は是非講座へお越し下さいますようご案内申し上げます。

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2009年2月 5日 (木)

CPDS認定講座(北海道岩内会場)

早いものでまたまた講座シーズンがやってきました。

今年はまず職業訓練法人岩内地域人材開発センター様の講座で開始となりそうです。

岩内での講座は全2回です。

いずれも(社)全国土木土木施工管理技士会連合会が認定したCPDS対象講座です。
1講座12ユニットとなります。

1回目電子納品に関する最新基準とCAD対応に関する諸問題
     平成21年2月26日(木)、27日(金)
     9:00~16:00(12:00~13:00は昼休み)

2回目最新ITを活用した現場施工
     平成21年3月16日(月)、17日(火)
     9:00~16:00(12:00~13:00は昼休み)

最近、建設業界における情報化が急速に進行しており、先月東京で開催された「CALS/EC MESSE 2009」に於いてもキーワードとして「建設ICT」が謳われていました。

建設CALS/ECにおける電子入札・電子納品が地方自治体レベルでも実施する最終段階となりました。北海道於いては他都府県と違い国土交通省工事を受注する企業が多く、電子入札、電子納品の世界はすでにそのスキルを身につけている企業が大半となっています。

したがって現段階においては電子入札、電子納品に関する話題性が以外と低く、それに変わって最近では経費削減や施工効率の向上そして総合評価落札方式に対応した技術提案力の向上へと向かっているように思います。

私が担当させていただく講座も最初は電子納品に関する部分が中心でしたが、最近ではパソコンを利用した書類作成の効率化やITを活用した現場施工の先例紹介が多くなってきました。

したがってお話しさせていただく内容もより専門性が増してきていることになります。

そんな事の反映もあり、昨年より講座システムそのものにもITが活用され始めました。

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岩内地域人材開発センター佐藤センター長様と広島県の講師の方skypeを通してお話ししている状況です。

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昨年岩内会場においてはこのようにskypeを利用し遠くおられる専門家の方から建設CALS/ECに関する最新事情をお話しをいただきました。

まさにITを活用した遠隔講座です。

今年も同様に、遠方の講師の方々により専門的なお話しを皆様にご提供できればと考えております。

年度末を控え講師の先生方も多忙な日々を送られていますので、何とか短いお時間でも拝借し、講座の一部を担当いただけるようお願いしてまいりたいと思います。

昨年もそうでしたが、北海道以外の地域におけるCALS/ECに対する対応そして現場施工に関する考え方を聞くことには、ある意味大変新鮮な考えに接する事ができる絶好のチャンスです。

講座定員にはまだ若干の余裕があるようです。

岩内地域人材開発センターの講座に関するお問い合わせ、お申し込みはこちらへどうぞ。

●職業訓練法人岩内地域人材開発センター
  http://www.iwanai.ac.jp/

 電話:(0135)62-2183 担当:田南部(たなべ)さま

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2008年4月24日 (木)

電子納品総括2講座 ※特別企画

先週、スキルアップセンター空知主催の「IT建設科 電子納品総括2講座が、札幌市白石区にあります北海道立職業能力開発センター第1研修室で3日間実施されました。

講座はいつも通りCPDS認定講座(18ユニット)です。

そして今回の講座は4月に入り新年度(平成20年度)の講座といういう事もあり新しい企画を試みてみました。

通常講師の先生は地元空知や札幌近郊の方が担当するのですが、今回は遠く広島県から来ていただきました。

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写真左の方が広島からお越しいただいた講師の山中浩先生です。

写真右は主催者のスキルアップセンター空知研修担当の松本徳江さんです。



この会場は札幌市白石区にあります。

講座開始に当たり主催者を代表して社団法人中空知地域職業訓練センター協会専務理事でスキルアップセンター空知所長の福井義昭さんより開講挨拶をいただきます。

と言っても福井所長様は札幌から80km離れた滝川のセンターにいらっしゃいます。
ということでSkypeを利用しご挨拶いただきます。

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画像も音声も大変鮮明です。





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今回20名の募集定員に対し、定員一杯の20名の参加をいただきました。
会場も熱気で溢れています。

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そしてまもなく山中先生の講義が始まります。

先生もちょっと緊張気味のようです。




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さぁ、先生の講義が始まりました。

北海道の先生と違い、言葉カリキュラムも違います。(笑)

同じ国土交通省の仕事をされている受講生の皆さんも、本州(中国地方)と北海道との違いを肌で感じていただいているようです。




今回の企画は初の試みという事もあり北海道建設新聞社さんの取材がありました。

その時の記事はこちら(「新聞記事(PDF)」をダウンロード)へ。


私は初日のみ同席させていただきましたが、講習最終日実施のアンケート結果等からも今回の講座は大変好評でした。

私も残り2日間同席したかったのですが残念ながら他の講座を担当しなければならず拝聴することができませんでした。



今回の講座の中で、北海道では試行例の少ないTS(トータルステーション)についても説明いただきました。

山中先生は中国地方整備局発注工事で実際にTS対象現場の支援をされている経験をお持ちで、現場施工時における諸問題等についてお話いただきました。

また山中先生はITを活用した測量業務にも精通されており、測量成果をそのままCAD作図する手法は受講生全員の注目を浴びていました。




次回またこのような企画を実施し、その際はゆっくりと拝聴させていただこうと思っています。


山中先生大変お疲れ様でした。
そして大変ありがとうございました。


今後も機会があればまた企画させていただきますので、よろしくお願いいたします。



それでは。

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2008年4月11日 (金)

「最新CALS/EC講座」 ※CPDS認定

4月に入っても昨年度同様各地の公的職業訓練機関でCPDS認定の講座が開催予定となっています。


4/2~4/4迄の3日間、日高管内浦河町にある社団法人日高地域人材開発センターに於いて「最新CALS/EC講座」が開催されました。



37名の受講生があり、久々に大人数によるパソコン使用による実務講座となりました。

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受講生の皆さんは日高管内の建設業に勤務されている現場技術者の方々です。

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皆さん真剣な表情で受講されています。
この管内の技術者の方は実にまじめな方ばかりです。


そして最近私の最新CALS/EC講座ではこの方に講話いただく機会が多くなりました。
CALS/ECの最新事情にお詳しい、広島県のこの方です。


と言っても遠く広島県から浦河まで来ていただいたのではなく、インターネットを利用した無料通話システムSkypeを利用しお話いただきました。

電子納品における諸問題について詳しく解説をいただきました。
Skypeを初めて体験される方も多く、皆さん大変興味深げにお話を聞かれていました。

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この日、講師のこの方はワイシャツにネクタイ姿です。
(ビシっときまっていました)

この講話の後すぐ出かけられるとのことでした。
大変お忙しい中対応いただき本当に感謝の気持ちで一杯です。

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こういった形の講座も今後有効利用していきたいと考えています。



講座内容も現場ニーズに応えるべく多様化の傾向にあります。

一人の講師であらゆるジャンルを対応するのは困難となりますので、全国各地からこうして遠隔システムを利用し講座をお願いすることも増えていくものと思います。


いずれにしても広島の先生にはまたお世話になると思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


そして来週は広島のもうお一人の方に札幌へ来て頂き講習が始まります。

初めての試みですが期待でいっぱいです。





それでは。

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2008年4月 1日 (火)

「電子納品総括講座」 ※CPDS認定

先日、札幌市産業振興センターにおいてスキルアップセンター空知主催の「電子納品総括」講座が実施されました。

年度末という事もあり現場の仕事が多忙のため、当初9名の受講予定者のうち3名が欠席し6名が受講されました。

北海道の現場事情も昔と違い、土木現場でも一年を通して多忙をきわめており比較的閑散期は4月初旬から5月の連休頃迄のようです。


今回の電子納品総括では、そのタイトル通り電子納品に関する内容を主とし、その中から広く受講生の皆さんに要領・基準(案)そしてガイドライン(案)等を再認識いただくカリキュラム構成になっています。

今回受講される皆さんはすでに電子納品成果物を何度も提出経験を持つ現場技術者の方々ですが、電子納品支援ソフトの便利な機能を全て習得されている訳ではありません。


そして今回受講されている皆さんが会社で使用されている「現場編集長CALSMASTER2007」を利用しその隠れた便利な機能をいくつか紹介していきます。
受講生の皆さんは電子納品の手法は既に理解されており成果品CD作成に問題はないのですが、より簡便にさらに短時間で作成するテクニックについて指導させていただきます。
(※写真管理でHDD内の保存フォルダをそのまま電子納品形式(工種・種別・細別)にドラッグして取込できる機能は最高だと思っています)


私も仕事柄多くの電子納品支援ソフトに触れていますが、この現場編集長CALSMASTERの操作性は数ある支援ソフトの中でもトップレベルと言って良いかと思います。


それは使用していると随所に「ここの場面では現場技術者の方はきっとこうしたいのだろうなぁ~」と思うであろう機能が付加されているからです。

電子納品支援ソフトは国(発注者全般)が策定している要領・基準(案)に準拠し作成されなければならない点は言うまでもありません。

しかし、これは出来上がりの結果を指し示すものであり、作成過程の操作性までを示しているものではありません。
したがってユーザーインターフェースについては、ソフト開発会社と実際に使用する現場技術者との運用連携の度合いによりその操作性に差が生じます。

実際この手のソフトは実際多くの現場で揉まれ、そのユーザーインターフェースが磨かれたものでなければ正直使い物になりません。
ただ決められた基準に沿った出力ができれば良い訳ではありません。
その点この現場編集長CALSMASTERは相当多くの現場意見が盛り込まれて来た事を実感できる仕様になっているです。

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会場の札幌市産業振興センター「セミナールームD」です。
定員20名となっており、20台のパソコンが並んでいます。

会場後方からの様子です。



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こちらは会場前方から撮影した様子です。
窓には完全に暗室となるよう電動式のブライドが設置されています。
いつもブラインドを下ろし講座を実施しています。



講師席は広々としています。
講師席テーブル横に空きスペースがありますので、講師のPCを持参し常設のPCと切り替えながら説明を実施できます。
(ディスプレイケーブルを1本持参する必要があります。)
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施設は大変新しく綺麗なのですが、パソコンのスペックはそれほど高くはありません。
OSもWindows2000です。
インストールされているアプリケーションはそれほど多くなく、「MicrosoftOffice2000(XP)」(Word、Excel、Powerpoint)の他にCD-Rライティングソフトの「EasyCD creator5」他です。

そしてここのパソコンにはちょっとした機能が内蔵されています。

それは再起動させるとセンター側で設定されている初期状態に戻ってしまうという機能です。

つまり、翌日パソコンを起動させると前日インストールしたソフトはもちろんのこと、保存したデータなど全てがクリアされてしまっています。
(※当日再起動させても同様に初期状態に戻ってしまいます)

センターとしてはパソコン環境のメンテナンス上、ある意味便利で大変効率の良いシステムですが、連日継続して講習する側の者としては毎日必要なソフトを再インストールする必要があり少し面倒です。

したがって翌日にデータを残したい場合は、CD-Rに記録して残すか、最近現場の方なら必ずといって良いほど持っているUSBメモリ等に保存しておくと良いでしょう。




本日より新年度に入りました。

スキルアップセンター空知の講座も4月から新しい年度の研修が始まります。

そしてここ札幌市産業振興センター別会場(研修室1)にて、今月15日から17日までの3日間「電子納品総括」講座が実施されます。

今回のカリキュラムは以前実施された内容にさらなる新情報を加え、受講される皆さんが現場で活用いただけるよう知恵を絞っています。


また新年度に開催される講座という事もあり、講師陣も多くの方のご協力をいただき、講座内容のマンネリ化に注意したいと思っています。


そして講師に関しては今後幅広い地域の方々に参加・協力いただき、より新鮮な情報共有を図っていきたいと考えています。


今回スキルアップセンター空知と建設110番コラボ企画第一段として限られた予算の中、道外より講座講師の参加をいただく予定となっています。
これは北海道以外の現場環境や新技術に関する施工例等をいち早く受講生の皆さんに知っていただければと思っています。

定員20名で募集を開始しましたが、お陰様で現在定員一杯のお申し込みをいただいております。
本講座もCPDS認定講座の予定です。


一部講座の中で、無料通話システムSkypeを利用した講座取組も行う予定でいます。


果たして新年度の講座は受講生の皆様からどのような反応をいただけるか講師としても不安と期待でいっぱいです。


講座の様子は後日当ブログで報告させていただく予定です。


今後もスキルアップセンター空知主催の建設関連講座にご期待下さい。


それでは。

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2008年3月16日 (日)

現場における最新IT活用講座

3/13、3/14と職業訓練法人岩内地域人材開発センターにおいて「現場における最新IT活用」講座が実施されました。

これは、現場で即戦力となるITを実際に講座の中に取り入れ、その活用術を実体験していただこうというものです。

今回そのアイテムの一つとして「skype」+「Webカメラ」を用いて、遠くにいる講師の方に講話をいただくこととしました。

講師は広島市在住のこの方です。

建設ブロガー界ではちょっとした有名人である前田さんです。

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年度末を迎え大変忙しい中、時間を作っていただき講話をいただきました。

こちらのセンターでこのような取組は今回初めてのため、センター長の佐藤和嘉さんにも講師席にお座りいただき、広島の前田さんとお話いただきました。

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佐藤センター長様も若干緊張気味でお話されていました。

佐藤センター長様から岩内地域人材開発センターの事業概要を説明いただき、その後15分間、前田さんから広島を中心とした中国地方の電子納品の現状についてお話いただきました。
北海道でもそうですが、CAD図面に関するトラブルや取扱に関する問題が山積しているとの事です。
北海道においては事例がありませんが、中国地整の一部ではP21形式のCAD図面チェックに民間のCADチェッカーを使用している場合があり、それによるエラーに大変悩まされている例が多いと報告いただきました。

受講生の皆さんも、北海道以外の電子納品事情に興味がある様子で、メモをとりながら聴講される方も多く見られました。

今回受講されたほとんどの方が「Skype」「Webカメラ」の実使用例を見るのが初めてであり、今後現場や会社で活用してみたいという方が多くいらっしゃいました。

北海道では本州に比べインターネット回線環境が悪い地域も多いですが、利用可能地域では是非試していただきたい無料ツールです。


その他今回の講座では昨年に引き続きExcelを使用した建設イラスト講座も実施させていただきました。
もちろん、教材はこの方のご協力なしでは実施できません。

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Excelで描く建設イラストはどちらかというと年配の現場技術者の方にウケがいいようです。



そして今回講座の中で受講生の皆さんにブログを立ち上げていただきました。
私もこのブログで利用している「ココログ」です。

皆さんも短時間の内に無事全員がブログに最初の記事投稿ができました。

その後、講習終了後にブログを削除された方もいらっしゃますが、そのまま残され記事を追加投稿されていらっしゃる方もいます。

講師として嬉しい限りです。
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私も早速コメントを入れさせていただいたところ、その後返信コメントもいただきました。
今後も引き続きブログを継続いただける事を切に望みます。

そのうち何人かの方は、建設ブロガーとしてデビューされていくものと確信しています。


2日間の講座もあっという間に終了となりました。

佐藤センター長様より受講生に修了証の授与です。
本講座はCPDS認定講座のため受講証明書も同時に授与されました。
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ほんとに皆様お疲れ様でした。

今後益々のご活躍を祈念しております。


最後に現場における最新IT講座企画にご協力いただきました佐藤センター長様はじめ、本講座準備に早くより何かとご配慮いただきました研修担当の齋藤様、田南部様にはこのブログ記事をお借りし厚く御礼申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

この度は本当にありがとうございました。

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2008年3月 3日 (月)

建設セミナー「総合評価落札方式・・・他」※留萌地域人材開発センター

先日留萌市にあります社団法人留萌地域人材開発センター(通称パワスポ留萌)において、建設セミナーが2日間にわたり実施されました。
セミナーはCPDS認定講座で1日、7ユニット、2日間受講すると14ユニット取得可能です。


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会場は視聴覚室を使用し実施されました。
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まず当日の受講生の方はこちらで受付を行います。
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留萌地域人材開発センター研修課長の山田透様より開講のご挨拶です。

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私は今回講師を担当させていただきました。

講師は私以外に、建設ブログ界で著名な次の方々にもご協力をいただきました。
セミナーテーマ及び担当講師は以下の通りです。
※一部講師名は都合により本ブログ上では実名を伏せさせていただきます。

●2/28(木)
 ・午前の部  
  最新CALS/EC動向~総合評価落札方式~
  
講師:長瀬毅彦 氏(CALSスクエア北海道 会長)

  【略歴】
   企業向けセミナーのみならず、発注者と協力し最新CALSの指導・支援を実施。最近は大学における社会基盤講座の講師として学生向けに講義を行っている。


 ・午後の部  
  創意工夫・社会性実施報告書の書き方
  
講師:nikumaru 氏(札幌市内建設会社の工事部長)

  【略歴】
   ご本人のブログは今や全国に多くの読者を持っており業界ではかなりの有名人。創意工夫のアイデアに関しては定評があり、自ら担当する工事評点は道内最高レベルを誇っている。

  《特別講話》最近の電子納品と諸問題
  
講師:前田幸博 氏(広島市在住、電子納品支援・指導コンサルタント)

  【略歴】
   主に舗装・橋梁の電子納品現場支援を実施。建設IT関連ソフトにも精通しており、ご本人ブログ内で詳しく紹介しており、全国から多くの読者が注目している。





●2/29(金)
 ・午前の部  
  現場におけるIT活用
  
講師:林 克弘 (建設110番 会長)

  【略歴】
   建設CALS/EC関連業務の支援指導を実施する「建設110番(登録商標)」の会長。電子納品支援・指導の傍ら、公的職業訓練機関主催建設CALS・IT関連講座(CPDS認定)の講師を数多く担当している。


・午後の部  
  工事現場でのCADの使い方
  
講師:山中 浩 氏(シビル・ヒロ 代表)

  【略歴】
   広島県三次市において土木施工コンサルタントを実施しているシビル・ヒロ代表。多くのCAD実情に精通しており、測量成果と連動し図面作成を行う自作のExcelマクロは定評がある。


  MICHIシステムと道路工事完成図
  
講師:林 克弘 (建設110番 会長)

  【略歴】
   
前述の通り。



何とも錚々たる講師陣です。

それではセミナーの模様をもう少し詳しくご紹介させていただきます。

続きを読む "建設セミナー「総合評価落札方式・・・他」※留萌地域人材開発センター"

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2008年1月29日 (火)

2008年開催講座について

建設110番が来月より北海道内の公的職業訓練機関にて担当させていただく電子納品及び工事概要・動画対応、最新IT、CAD講座に関する講座が現在受講生の申込を受付中です。

開催予定講座については下記ページにてご確認願います。
(※申込は主催の各センターへお願いします。)

●建設110番ホームページ
http://www.kensetu110.com/


講座は単に電子納品に関する基準や要領(案)を学ぶものではありません。

現場技術者からの要望や意見により講座カリキュラムが組み立てられています。

そして昨年開催講座はCPD認定講座となっており、講座時間数に応じたユニット数を取得できます。今年開催講座もCPD認定予定です。
また公的職業訓練機関が主催するため講習料も低料金に設定されています。


昨年各会場とも多くの方に受講いただき高い評価をいただいております。


参考迄に昨年の各会場の講習状況写真を掲載させていただきます。

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   ↑職業訓練法人 岩内地域人材開発センター
     (2007年2月 Excel建設イラスト講座)

※本講座につきましては下記の方より講座資料の提供をいただきました。
誠にありがとうございました。
【資料提供】
●道路工事中につきご協力を・・・(管理人:nikumaruさん)
http://blog.livedoor.jp/solisoli/

今年も講座内で紹介、利用させていただきます。






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     ↑社団法人 留萌地域人材開発センター 
        (2007年3月 動画対応講座)

最近施工状況記録として動画での保存が義務づけられる工種も存在してきました。
動画の編集やテロップ付加等の基本操作を習得しました。




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    ↑社団法人 日高地域人材開発センター
   (2007年4月 動画対応、3D作図、SXF対応)

パワーポイントを使用し工事概要説明資料の作成法を習得しました。
単に写真やイラストの挿入ばかりでなく、動画やBGMの利用法も習得しました。
また無料利用可能で3D作図が容易なGoogleSketchup使用法、そしてSXF形式のCAD対応についても習得しました。





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    ↑社団法人 中空知地域職業訓練センター
   (2007年4月 V-nas「SXF Ver3.0対応」講座)

建設CALS/ECではCADの標準形式としてSXFが推奨されています。
さらに道路工事完成図作成等においてはSXF Ver3.0の使用が推奨され、当講座でもそれに先がけ、SXF Ver3.0対応CADを使用し実際に道路工事完成図の具体的作成法を習得しました。
公的職業訓練機関においてこのような最先端な試みは全国的にも大変珍しいのではないでしょうか。
講座では川田テクノシステム株式会社株式会社ティアンドワイ設計事務所のご協力をいただきました。
誠にありがとうございました。
今年も担当いただきますのでよろしくお願いいたします。





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   ↑社団法人 中空知地域職業訓練センター
    (2007年4月 工事概要・動画対応講座)

工事概要作成と動画対応に関する講座風景です。
サンプル動画を元に各自自由な動画編集が可能になりました。
防護柵工事等においては施工記録が動画で求められる場合が増えてきました。
現場技術者は記録された動画の扱いにも今後慣れておく必要があります。



今年も多くの講座が用意されています。
是非スキルアップ目指し当講座へご参加下さい。

申込は主催の各センターへお願いします。
各センターの連絡先は建設110番HPに掲載されています。

皆様のご参加をお待ちしております。

建設110番グループ講師一同より

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2008年1月 7日 (月)

2008年、活動開始!

2008年の仕事も本日より本格始動します。



自分自身は年中無休の体制で行動しているのですが、仕事上相手がある事ですので本日がその初日という事になります。

昨年、電子納品業務の受託は近郊の現場に限定し実施させていただきました。

というのも間接的に燃料の高騰も起因しています。



広大な北海道、移動距離が300km越えは珍しくありません。

そのような現場支援には現地での宿泊費、車のガソリン代の負担が大きくのしかかります。

宿泊費は現地の現場事務所に施設がある場合はそこにご厄介になる場合もありますが、ガソリン代の高騰は避ける事ができません。

それともう一つ私の個人的問題です。


それは体力です。


私も現在52歳。長距離運転が多少堪える年齢になってきました。



そういえば昨年11月に室蘭市(札幌から車で約2時間)で開催された北海道開発局主催の「道路工事完成図説明会」にも電車で参加しました。

以前なら車で行くのが普通でしたが、だんだんと車の運転が億劫になってきました。



来月から例年お世話になっている公的職業訓練機関における電子納品関連講座が始まります。

1回の開催が2~3日間(CPDS認定講座)で、一番遠い会場は車で3時間以上かかります。

今年は例年以上に現場で即戦力となるソフトツール紹介をしていこうと考えています。

このツールには建ブロの皆様から提供いただいた物も多く含まれています。

そろそろ当日受講生に配布するカリキュラム作成をしなければなりません。

私にとってはこれからが一年でいろんな意味で多忙を極める時期となります。


頑張ってこれから一年の仕事をスタートさせたいと思います。



【追伸】建ブロの皆様へ
講座で使用させていただけるソフト(体験版等)や無償ツール等がございましたら是非ご紹介をお願いします。利用させていただいたソフトやツールについては、当日の講座内での使用状況写真を撮影し、当ブログにてその講座状況をご報告させていただきます。

今年3月に実施させていただいた講座風景です。
http://kensetu110.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_e849.html

この時は、道路工事完成図の具体的作成手法説明に関し、川田テクノシステム株式会社V-nasシリーズ「V-FIELD道路工事完成図版」を利用させていただきました。
また施工計画書、交通規制図等の作成に便利なExcelを利用した建設イラスト講座を、「道路工事中につきご協力を・・・」(管理人:nikumaruさん)より教材をご提供いただきました。
ソフト、ツール提供に関し何かご不明な点がございましたら「管理人宛メール」でご連絡をお願いします。

なお、今年2月から4月にかけて実施予定の講座については下記建設110番HPをご参照願います。
http://www.kensetu110.com/

それではどうぞよろしくお願いいたします。

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2007年12月19日 (水)

CPDS認定講座

今年も残り僅かとなりました。


新しい年が明けると私が担当させていただいている毎年恒例の公的職業訓練施設における電子納品関連講座が開催されます。

電子納品関連講座と言っても、基準や要領(案)の内容をダラダラと解説するものではなく、受講後即戦力なる最新のIT技術活用術等が含まれています。



現時点での開催日程確定分については建設110番HPを参照願います。

●建設110番ホームページ
http://www.kensetu110.com/



最近建設関連の講習会・説明会技術講座等CPDSの認定を受けたものが大変多くなってきました。

私が担当させていただく公的職業訓練施設における講座内容も毎回工夫が凝らされ、昨年から開催講座全てCPDS認定講座となっています。




最近の入札制度を考えると現場技術者としてはこのCPDS認定講座取得ユニット数も今後大きく影響する時代となりつつあります。



来年2月4月に開催予定の講座概要は一部建設110番HPに掲載されていますが、これから、詳細のカリキュラム作成に入ります。

講座の中には某有名建設ブロガーExcelで描く建設イラスト講座やこれからの建設現場における3Dプレゼンテーション作成が簡易に行えるGoogleSketchup(日本語版)の講座も予定されています。

単にCPDSのユニット数取得だけでなく、受講いただく方に納得いただける講座内容にしたいと考えています。

今年3月開催の講座風景をお伝えします。

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講座概要、受講に関するお問い合わせ、お申し込みは建設110番HP内にあります、各公的訓練施設のHPを参照願います。



是非多くの皆様の参加をお待ちしています。

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